vipabcの評判は?高い評価と低い評価/口コミの理由も解説

vipabcはiTutorGroupが提供するオンライン英会話プログラム。レアジョブやDMM英会話とは一線を画す質の高い内容で注目されているサービスです。私も英語能力向上に向けて自腹でvipabcを受講しています。

今回はvipabcを検討している方に向けてvipabcの評判についてご紹介します。私自身はvipabcを続けて1年経ち、英語を話す力が上がった実感があるため満足していますが、他の方の意見を色々聞いたり調べたりしてみたところ、実際にvipabcをお金を払って受講している人と体験レッスンだけ受けた人で大きくvipabcの評判が異なることがわかりました。その点も詳しく説明したいと思います。

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vipabcの評判は?評価が別れる理由

vipabcは既に世界中で1億8,000万回以上のレッスンを行ってきたオンライン英会話の先駆者ですが、日本での歴史が浅く、他の英会話スクールやインターネット英会話よりも口コミやブログなどの情報が少ないため不安を感じる人もいると思います。そんな時に有用なのが実際に受けた人の評価ですよね。vipabcはどんな評価を受けているでしょうか?

実際に受けている方の話やウェブサイト上での口コミを見ていると以下のような傾向があることがわかりました。

  • 実際に一定期間受講している人の口コミの評価は高評価
  • 体験レッスンまでしか受けていない人の口コミの評価は低評価
  • 低評価の理由は料金が高いということで、体験レッスンまでしか受けていない人に多い傾向

印象的だったのは、実際にお金を払ってvipabcを受けている人とvipabcの体験レッスンを受けただけの人で評価が大きく異なること。実際にvipabcを受けている方の満足度は非常に高く、一方で受けていない方の評価は低めで「vipabcは高い」というコメントが多かったです。

それでは、なぜこのような評価の違いが生まれるのでしょうか?

これらの評価をもう少し深く掘ってみると以下のことがわかりました。

  • 評価の違いはオンライン英会話を選ぶ基準の違いから生まれているということ
  • 実際にvipabcを受講して満足している人は講師の質を重視していて、英会話学校や英会話教室とvipabcを比較して満足と言っている
  • 低い評価をつけている人は価格を選ぶ基準にしていて安いサービスを高く評価。他のオンライン英会話と比較してvipabcは料金が高いと言っている

このようにvipabcの評価はオンライン英会話を選ぶ基準によって別れていることがわかりました。vipabcを実際に利用している人は質を重視しGABAやベルリッツのような通学型の英会話教室と比較をして良いと言っていて、vipabcを体験レッスンのみ受講し入会しなかった人は、レッスン単価などの価格を重視していて、レアジョブやDMM英会話などのオンラインフィリピン英会話と比較して「高い!」と言って評価を下げています。では、それぞれどのような経緯でvipabcを比較・評価していたのでしょうか?

フィリピン英会話を起点に考えてvipabcにたどり着いた人の評価

レアジョブやDMM英会話などオンライン英会話と比較をしている人は、もともとフィリピン英会話をベースに英語の勉強を始めようと検討されていた方々。フィリピン英会話は1レッスンあたりの単価が安いのが特徴で、経済的にもお金の負担がかからず手軽に始められるというところがポイントです。そんなフィリピン英会話起点でvipabcにたどり着いた方の目にはvipabcは高く映ってしまいます。

この「オンライン英会話は安い方が良い」という視点は悪いものではないのですが、その分代償もあって、それは英語力の伸びるスピードが遅くなってしまうということ。スポーツもそうですが、素人に教えてもらうのと、良いコーチに教えてもらうのでは上達までの早さが異なります。英語をしっかり学びたいなら絶対に講師の質は考慮した方が吉。同じ時間費やした際の上達の幅が異なります。これはレアジョブを300時間以上受け、その後vipabcを受講している私の実感値です。

英会話学校、英会話スクールを起点に考えてvipabcにたどり着いた人の評価

GABAやベルリッツ、プレゼンスなど通学式の英会話学校と比較をしている人は英語に対して意識が高く、質の高いインプットとアウトプットを求めている傾向があります。

このような方々は「できれば通学式の英会話学校に通いたい」と思っているのものの、毎週決まった時間に通学するという時間的制約に対応するのが難しいという課題を持っていることが多く、オンラインで質の高い授業が受けられるサービスを探しています。そしてその結果vipabcにたどり着くことが多いです。

そのような場合、検討している人の目にvipabcは「講師の質が高く自由な時間帯で英語の講義が受けられる。さらにコストが安い」という非常にバランスのとれたサービスに映ります。

では、実際vipabcはフィリピン英会話のような価格面から判断すべきサービスなのでしょうか?それとも、英会話スクールのような講師の質などから判断するサービスなのでしょうか?

vipabcは英会話学校・英会話教室寄りのサービス

vipabcはフィリピン英会話などと同列で扱うサービスではなくベルリッツやGABAなどの英会話学校、英会話スクールと同列で扱うべきサービスです。講師の質、受講スタイル共に英会話スクールと似通っていますし、実際に利用されている方もそれらと比較して選んでいる方が多いです。

ここでは、私がvipabcを受講していて感じている英会話学校よりと判断できるポイントをいくつか紹介します。

高い講師の質

私はレアジョブやDMM英会話も受けてきましたが、何よりも感じるのはvipabcの講師とレアジョブやDMM英会話の講師のレベルの差。vipabcの講師はほぼネイティブなので発音はフィリピン訛りはないですし、授業でもいつもボキャブラリー、文法、発音を丁寧に教えてくれるので実践レベルまで鍛えられます。

また、レアジョブなどのサービスのようにフランクな感じでもないため1レッスン45分をおしゃべりで終えてしまったような感覚はなく、インプットの多さに頭が熱くなる感じすら覚えます。実際、英会話学校ってこんな感じ。私はこれまで新宿のNCCやプレゼンスなどに通ってきましたが、講師がしっかりしていて時間いっぱい頭をフル回転させられた記憶があり、vipabcでも同様の感覚を持ちながら授業を受けています。

複数人レッスン

vipabcは一対一の形式ではなく複数人のレッスンを基本としています。「一対一じゃないからアウトプットの時間が少なくて上達しないのでは?」と思われる方も多いと思いますが、実際はポジティブな面が多くあります。特にメリットだと思うのは、クラスメートの発言から「こんな表現の仕方もあるんだ」とヒントをもらうことができること。一対一で授業を受けていると表現に偏りができがちですが、その点をカバーしてくれます。

実際ポジティブな面は数字上でも示されていて、vipabcの調べでは、複数人のグループレッスンとマンツーマンレッスンの成長率を比較した結果、グループレッスンの方が10%高い成長率をだしたとのことです。

vipabcでも1対1のレッスンを受けることは可能です。1対1のレッスンを申し込んだ場合か、予約していた時間帯にたまたま他の生徒がいない場合は1対1のレッスンになります。

vipabcの特徴・ポイント

さて、ここまではvipabcの評判についてお話してきました。ここからはそんなvipabcの特徴・ポイントを紹介していきたいと思います。一部上部で紹介済みのものもありますがご了承いただければと思います。

1.圧倒的な講師の質の高さ

vipabcと聞くと「一体どこのサービス?」と聞いてしまうくらい日本ではまだ認知がされていないvipabc。1レッスンあたりの価格も他のサービスより高いし、一体どのレベルの講師からサービスを受けられるのだろうと疑問に思われる方も多いと思います。

実際どうかというと、講師の質は非常に高いです。

私はレアジョブを300時間以上(レッスンにすると600レッスン程度)受けてきましたが、明らかにレアジョブの講師と質が違います。

そもそもほぼネイティブなので発音はフィリピン訛りはないですし、全員が専門認定資格を持っているので英語を伸ばす方法を知っています。例えばそれは、レッスン中に苦手な発音の単語があった場合には単語の発音を分解してどのように発音するのかを教えてくれたり、発話したセンテンスの作り方がおかしければ、より良い文章構成の作り方や、それを作る上での考え方などを教えてくれたりします。

1レッスン45分中、上記のようなスタイルで生徒にフィードバックをし続けてくれるため、レッスンをおしゃべりで終えてしまったような感覚は残らず良質なインプットを大量に得た感覚を毎回持つことができます。そして、そのようなインプットが大量にあるからこそ復習もやる気が出て進むわけで、非常にポジティブなスパイラルを回すことができています。

私がレアジョブの時にネガティブに思っていたのは講師による講義の質の差が激しいところでした。しっかり丁寧にわかりやすく指導をしてくれる講師もいれば、うまく授業を進められない講師もいて。その中でわかりやすい講師は授業の予約が取りにくく、結果的に妥協を強いられるケースが多くありました。

ここまででは、vipabcの講師について私の感想・レビューを述べてきましたが、ここから詳しくvipabcの講師陣のポイントを紹介したいと思います。

vipabcの講師陣のポイント

vipabcの講師陣のポイントは以下の通りです。

  1. ネイティブ講師が15,000人在籍
  2. 講師の100%が大学卒業
  3. 専門認定資格率が100%
  4. 全員がvipabc独自の研修をクリア
  5. 滞在国数は80カ国以上
  6. 講師の95%が3年以上のレッスン経験
  7. 在住都市数100以上

ネイティブ総数15,000人

vipabcはネイティブの講師を15,000人抱えています。他のレアジョブやDMM英会話などだとフィリピンの講師がメインで、ネイティブ並みに発音が綺麗な講師もいますが訛りがある人が多いのも事実。vipabcは15,000人のネイティブ講師がいて、さらにかなりの確率でアメリカ人とイギリス人、カナダ人と話せます。

さて、「15,000人いるからってユーザーに何かメリットがあるか?」と言ったら、15,000人いるのでどの時間帯でもネイティブと話せる、と言ったところがメリットです。ネイティブの講師が埋まってしまってノンネイティブの講師と話すことになる場合が多い他のオンラインスクールとは違います。

専門認定資格率100%

vipabcの講師は全員国際的な英語指導資格(TEFL/TESOL)を保有しています。それが私たちユーザーにとって何を意味するかというと教える側がしっかり英語を伸ばす方法を知っていて、正しい英語を学ぶことができるということ。

前述もしましたがvipabcではレッスン中に苦手な発音の単語があった場合には単語の発音を分解してどのように発音するのかを教えてくれたり、発話したセンテンスの作り方がおかしければ、より良い文章構成の作り方や、それを作る上での考え方などを教えてくれたりします。

このような自分の発言などのアウトプットからインプットが大量にあるため、自分の課題がわかりやすく、復習もやる気が出て進むわけで、非常にポジティブなスパイラルを回すことができています。

「資格って一言で言っても色々な資格があるから概要わからないとどれだけの価値があるか分からない」と言った意見もあると思います。ここで、それらの資格の概要を記したいと思います。

TESOL

Teaching English to Speakers of Other Language
英語を母国語としない人たち向けの国際的英語教授法の総称。 TESLとTEFLを含む。

TESL

Teaching English as a Second Language 英語を母国語とする国で、英語を母国語としない人のために、英語を第二言語として教える英語教授法。 例:アメリカにいる留学生に英語を教える

TEFL

Teaching English as a Foreign Language 英語を母国語としない国で、英語を母国語としない人の ために、英語を外国語として教える英語教授法。 例:日本で日本人に英語を教える。

英語教授資格者取得について授業を受けている感想

英語教室は講師の質と教材の質で決まると私は思っているのですが、vipabcについては講師の質が非常に高いと思っていて、講義中モチベーションを上げるために褒めることをしながら、直すべき発音やセンテンスストラクチャー、その他についてしっかり指摘してくれる印象。教材や板書も合わさって、耳や口を使ったいわゆる英会話的な側面からの学習に加えて、目で、頭で理解することも促進される感覚を覚えています。

これらも全て英語指導資格を持っているからこそだと思っていて、私も以前300時間受けていたレアジョブとは一線を画す要因だと思っています。

3年以上レッスン経験率95%

vipabcでは、講師の3年以上のレッスン経験率が95%です。これは何を意味するかというと「外れが極端に少ない」ということです。vipabcは他のオンライン英会話よりも一レッスンあたりの価格は高め。そんなサービスなのに、慣れてない講師に当たったらどれだけがっかりするでしょう。それを vipabcは事前に防いでいる形です。

私もこれまで数十時間受講して来ましたが、レッスンの進行にとまどうような人はいませんし、しっかり生徒をリードしてくれた感じがしています。

vipabc独自の研修

vipabc独自の40時間の研修があり、受講者のアウトプットを引き出す雰囲気づくりや多様な受講者に対するオープンマインドなどを構築しています。この結果非常に私たち受講者が気持ちよくアウトプットができるようになっているとのこと。前述もしましたが、このような研修によって講師の質が上がって満足できるサービスになっているのだと思います。

2.ビッグデータによる独自のレッスンマッチングシステムDCGS

vipabcが独自のシステムと銘打っているのが独自の自動コース生成システム(Dynamic Course Generation System)です。これは「英語のレベル」「伸ばしたい英語スキル」「学びたい業種」「学びたい職種」「興味ある分野」の5つの要素からビッグデータを活用して、それぞれの生徒に合わせた講師・教材・クラスメイトをマッチングしてくれるという仕組み。100,000以上あるトピックから毎回1つ選んでくれるわけです。

実際に受けていて実感するのは常にトピック自体にも学びがあること。私はビジネスやITテクノロジーに興味がありますが、私が受ける際は大抵トピックがそれにハマるようになっていて、毎回興味深く学習しています。

DCGSはどうやって動かす?

DCGSは4つの質問に答えるだけで、あとは「英語のレベル」「伸ばしたい英語スキル」「学びたい業種」「学びたい職種」「興味ある分野」の5つの要素からビッグデータを活用して、それぞれの生徒に合わせた講師・教材・クラスメイトをマッチングしてくれます。ここからは具体的にイメージしやすいように、私のDCGS設定と実際に提供されたレッスンの内容を紹介したいと思います。

私のDCGS設定

私のDCGS設定は以下のような形にしました。

  1. 一番伸ばしたい項目 1. スピーキング
  2. お好みの業種 1. マーケティング / 広報 / 営業 2. 情報技術(IT)
  3. お好みの職種: 1. 管理職
  4. 興味のある分野 1. 仕事・キャリア 2. ビジネス・金融 3. マネージメント関連

この設定はvipabcのアカウントページからいつでも変更ができるので、興味のある分野が変わったり、伸ばしたいスキルが変わったりしたときには都度設定し直せば、その時の学習の状況に合わせたものをvipabcが選んでくれます。

実際のDCGSが選んだテーマ設定は?

では、実際にDCGSが選んだレッスンテーマをいくつかご紹介したいと思います。

  • When Shopping become automated
  • How much money does it take to start a business
  • Cash Flow
  • Top Communication Skills
  • Driving Growth in Business

ご覧いただくと、私のDCGS設定の好みの分野、好みの業種、職種から学習テーマが選ばれていることがわかると思います。テーマがこのように自分の興味にあったものになると学習のモチベーションも上がりますし、それが会社の業務に重なるものの場合、実務で頻出する単語や表現を学ぶことができます。

私がレアジョブを受けていて思っていたのが、毎日のディスカッションテーマ(Daily News Article)が自分の好みに合わなくてトピックに面白みがないということ。DCGSは100%ではないですがそのようなことが起こりにくくする非常によくできた仕組みだと思います。

3.学習をフォローする独自の教材と学習システム

vipabcは独自の教材と独自の学習システムを持っていて、レッスン中はもちろん復習が非常にしやすい環境が整っています。「実際オンライン英会話なんだからスカイプと変わらないかな?」とお思いになると思いますが、結構違います。実際の画面も合わせてご覧いただければと思います。

レッスン中の教材

vipabcの教材は、前述した通りvipabc独自の自動コース生成システム(Dynamic Course Generation System)で100,000以上あるトピックから毎回最適な教材が1つ選ばれて提供されています。そのため、教材選びに迷ったり時間を費やすことがありません。

そんなvipabcのレッスン中の教材は主に次の要素で成り立っています。

  1. ボキャブラリー:単語の学習用
  2. リーディング:音読・ディスカッション用
  3. ディスカッション:設問に答える

これらの教材は講師がいるからいきてくるわけですが、教材はどのように利用されているのでしょうか?ここから紹介していきます。

ボキャブラリーパート

シンプルな単語習得用で、単語と意味がリストされています。これらの単語はリーディングパートに使われている単語で、大抵はリーディングの前に意味の確認も含めて利用されます。

ボキャブラリーのレベルですが、私の受講した限りでは常に自分の知らない単語がリストに載っている状態が続いているので、恐らく英語のレベルにあわせて少し上のレベルの単語を学習させているのではないか?と思います。いつも知っている単語がボキャブラリーパートのリストにあっても英単語の幅は広がりませんから、ありがたい仕様ですね。

リーディングパート

vipabcの教材のメインは圧倒的にリーディングパートでかなりのボリュームがあります。

そのリーディングパートですが、講師のフォローが入ることで価値が数倍に上がります。

というのも、リーディングパート中は、音読で発音のミスがあれば発音に対してのアドバイスが常に入ります。あわせて、教材内にイディオムがあれば同義となるイディオムを教えてくれたり、文法を教えてくれたり、リーディングを通してかなりのフォローが講師から入ります。

このような自分の発言などのアウトプットからインプットが大量にあるため、自分の課題が明確にわかります。その結果、漠然と「語彙を増やさなければならない」とか「文法学ばなきゃ」といった思いで学習するのではなく、自分の課題を克服しようと勉強をする形になるので復習も捗ります。

ディスカッションパート

vipabcの第2のメインとなるのがこのディスカッションパートです。上の教材がディスカッションパートの教材です。これを見るだけではシンプルな設問が並んでいるだけですが、この設問はほんのイントロダクションで、ここで回答した内容をベースに講師と深い議論に入っていきます。それは、「なんでそう思ったの?」「きっかけは?」「具体的には?」「違う軸で考えるとこうだと思うけどどう?」「ほかに理論を裏付けるものはある?」などです。それらをインタラクティブに議論していきます。

また、このディスカッションパートでは、テーマに沿った質問が設けられています。私の場合DCGSでビジネス寄りを選んでいることもあり、日常英会話的なフランクなやりとりになるというよりも、ビジネスのミーティングの場で使うような頭を使ったアウトプットをする場になっています。

vipabcはレアジョブやDMM英会話などと違い45分のレッスンです。ディスカッションの時間が長く、上の教材にある設問をテーマに10分以上議論が展開されることも多々あります。自分の頭で考えたことを英語でアウトプットするのが英会話。ディスカッションパートで英会話スキルが鍛えられている感覚を強く持っています。

授業後に利用できる復習教材・ツール

ここまでは授業中に利用する教材について紹介しましたが、授業後に利用できる学習教材・ツールについて紹介したいと思います。私自身vipabcを受けていて「すごくいい」と思うのが復習をする環境の充実度です。ぜひご覧になってください。

宿題

vipabcではレッスン後に宿題が出されます。宿題といっても非常にシンプルなもので、レッスンで学んだ単語を見返すための穴埋め問題。100点満点形式で単語の振り返りに使えます。

この宿題は、ただ回答して「90点だった」など結果を見て終わりでは次につながりません。ミスをしてしまった単語や理解が足りないと思った単語を次にご紹介する単語帳に入れて復習できるようにすることでいつでも振り返れるようにしておきます。

単語帳

単語帳はレッスンで使われた単語の中で、振り返りたい単語をリストとしてまとめておける機能です。宿題で正しく回答できなかった単語や忘れてしまいそうな単語はここに登録しておけば後で見直すことができます。

また、単語帳はスマートフォンからも見れるので、私は通勤時間にスマートフォンで単語帳を使っています。結構便利です。

レッスンビデオ

レッスンビデオはvipabcの復習の肝になる機能です。

vipabcは受講したレッスンが全てビデオで残されていて、どんなレッスンだったかをビデオで振り返ることができます。私が感じる主なメリットは以下の通りです。

  1. 自分自身の英語を客観的に把握ができることで課題がわかる
  2. 講師のアドバイスを振り返れる

自分の英語を聞くのははじめ抵抗ありますが、相手に伝わらなかったセンテンスや発音など、自分の悪い癖や自分に足りないものを客観的に把握することができます。意外と自分の発音だったり英文構築の癖ってわからないもの。このような形で毎回振り返ることで改善点に気がつけるのはvipabcの大きな特徴だと思います。

また、講師のアドバイスをしっかり振り返れるのもレッスンビデオの良いところです。板書と合わせて学び直すことで復習が捗り、次のレッスンに学びを活かすことができます。

レッスンPDF

それぞれのvipabcレッスンの授業で使った教材はダウンロードすることができます。しかも教師の板書付きでダウンロードできるので、どんな指摘があったかなど振り返ることもできます。

vipabcでは、教師が私の発言に対して「本来はこういう言い方が正しい」という言い回しやセンテンスを板書してくれます。それを複数回読み込むことでその表現を体得し、次回に活かすことができます。

私のレッスンビデオとレッスンPDFの使い分けですが、私は時間があるときはレッスンビデオを使って復習していて、時間がないときは教材をPDFに落として復習しています。PDFはファイルが軽いのと、全部板書し終えたものを見ることができるので、レッスンビデオほど濃いものを復習できませんが、どこがポイントだったかは把握することができます。スキマ時間を使った復習に向いていると思います。

vipabcのポイント③:独自の授業画面

オンライン英会話というとスカイプで授業をするイメージが強いと思いますがvipabcはスカイプを使いません。レッスンはvipabcの会員専用ウェブページで行います。ウェブページなのでInternet ExplorerやGoogle Chrome、Safariなどのブラウザを使います。

レアジョブやDMM英会話などはスカイプに依存するので、スカイプが繋がらなくなった時などのトラブルにそのまま巻き込まれてしまいます。vipabcでは独自のシステムを使っているのでそういったことが無いのがポイントです。

板書を用いたレッスン

vipabcのレッスンは上記の画面で行われますが、一番のポイントは講師が教材に書き込みしてくれること。そして受講している私たちはそれをリアルタイムに確認できるところです。上の画像では、赤枠で囲った青で書かれているものが講師がタイピングしたものです。

これは何がいいかというと、例えば私が発言したセンテンスがあって、それに誤りがあった場合は講師が正しい文章を教材に書き込んでくれて、それを見ながら理解できるというところです。

スカイプ英会話では、テキストはウェブサイトに載っていて、コミュニケーションツールはスカイプなので、講師が指摘したい事項があったとしてもそれはスカイプのチャットボックスに残るだけ。それぞれの関連付けが遠いので理解のスピードが遅くなります。少なからず私はそうでした。

それに対しvipabcは教材の上に書き込んでくれてその場で理解できることはもちろん、授業自体がビデオ録画されているため復習も容易。復習時に自分はどんな発言をして、次回同様の発言をするときはどういった表現を使えばいいかを理解できます。

書き込みも可能な教材

これはあまり使うことはないですが、vipabcの教材には生徒の方から書き込むこともできます。講師から指示があった時に利用する形になりますが、言葉だけでなく書き込みを介してインタラクティブなやりとりができるのは、なんだか仕事においてのビデオ会議に近く(例えばGoogleスプレッドシートで共同作業をしている感覚)非常に面白いです。

カメラ

vipabcの画面の左上には講師の映像が映っています。この画面だけ見ると双方向ビデオチャットのように見えますが、vipabcでは映像を映すのは講師側のみで生徒は音声のみになっています。これには大きく2つの理由があります。

  1. ジェスチャーによる逃げ場をなくす
  2. 様相を気にせず受講できる

ジェスチャーによる逃げをなくす

vipabcが双方向ビデオチャットを使わない1番の理由はジェスチャーによる逃げをなくすためです。

日常で外国人と話す時を思い浮かべてください。文法が正しくないカタコトの英語でも、身振り手振りを組み合わせることで意味が通じることって多いですよね。実際、現実のOne to Oneのコミュニケーションならそれで凌げることが大半だと思います。

しかし、私たちが学びたいのは「英語」。ジェスチャーを使って「英語ができたつもり」になるのがゴールでは無く、正しい英語を使ってコミュニケーションをできるようになることがゴールです。ですので、ジェスチャーに逃げられる環境をあえてシャットアウト。正しい英語を話すことに集中して授業に臨み、間違いがあれば間違いを直していくプロセスをたどっていけるようにしています。

実際はビデオがなくてもパソコンの前でジェスチャーをしてしまっている自分がいるのですが(笑)。自分の発言が通じなかった時は、「正しい文法でどう表現しようか?」「この時に適切な単語は?」と考えるようになりました。結果的に会話でつまづいたところは復習する点になり、復習をすることで同じようなシチュエーションに対応できるようになり、一歩一歩前進している感じを得られます。

様相を気にせず受講できる

オンライン英会話はどこでもインターネットにつながれば受講できるのが魅力ですが、実際は自宅で受けている人が多いはず。多くの方は自宅に帰ったらすぐに楽な格好に着替えたり、お風呂に入ったりして見た目もオフモードに入ると思います。そんなオフモードの状態でもオンライン英会話に参加できるようにと受講者側にビデオをつけないようにしています。

例えば女性ならお化粧前にvipabcの授業を受けることもできますし、休日の午前は身支度する前にラフな格好のままでも受講することができます。

私は朝にvipabcを受けることが多いので、髪に寝ぐせがあったり、ラフな格好のまま受けられるのは非常にありがたいと思っています。

チャットボックス

チャットボックスvipabcの画面左下にあるのがチャットボックスです。この機能を使って講師やITサポートチームとインタラクティブなやり取りをすることができます。

実際、普通にレッスンを受けているときはあまり使いませんが、どうしても伝わらない単語をタイプして見せたりすることに使ったりすることがあります。

4.:充実のサポート体制

vipabcはサポートが手厚いことも特徴です。

ITサポート

vipabcはレッスン中にも常時ITサポートが対応してくれる体制が整っています。そのため、レッスン中に繋がらない、聞き取りづらいといったトラブルがあってもすぐにITサポートを呼び出して対応してもらうことができます。

私はvipabcを受けはじめのころ若干つながりにくい場合がありました。そのときは、ITサポートの方が丁寧に対応してくださり、自宅のネットワーク環境の問題点を突き止め、対応方法(具体的には自宅のルーターの設定)を教えてくださいました。親身に対応してもらえてとても助かりました。

総合サポート

レッスン中以外にも対応してもらえるチャットがvipabcには用意されています。ここでは、サービス全般に関する問い合わせや学習に関する問い合わせをすることができます。

私はアウトプット量を増やすために「少人数レッスンでも1対1のクラスに当たりやすくするにはどうすればいいか?」とチャットで問い合わせをしたことがあり、そのときは、私のDCGSで選択している項目は他の生徒も選びやすいため、他の生徒とクラスが被ることが多く1対2や1対3になることが多いとのことで、DCGSでの選択肢を変更することをおすすめされました。

こんな形で電話ではなく手軽にチャットで問い合わせができてそれが24時間体制なのはとても便利と感じていて、高めの料金払っている甲斐があるなと思うところです。

5.:スタイルに合わせた料金プラン

vipabcは英会話学習のスタンスに合わせてプラン3つ設けています。

  • 短期集中プラン

3ヶ月間の短期受け放題のプランです。少人数レッスンとvipレクチャーが受講できます。私は初回これを申し込みました。

  • セットプラン

少人数レッスンとvipレクチャーの受講を盛り込んだプランです。少人数レッスンとvipレクチャーそれぞれ受講できる回数が決まっています。

  • 楽々プラン

受講するレッスンが自由な最もスタンダードなプランです。受講料に応じてポイントが付与され、そのポイントを使って好きなレッスンを受講することができます。

それぞれ以下で詳しく説明していきます。

短期集中プラン

短期集中プランは3ヶ月間の受け放題のプラン。何が受け放題かというと、vipレクチャーと少人数レッスン(最大6名)が受け放題です。少人数レッスンはvipabcの基本となるレッスン形式で、1名の講師に対して生徒が1~6名同じクラスで同時に受講するスタイルで、vipレクチャーはvipabcの講師の中でも人気の高い選び抜かれた講師が行う聴講式のレッスンです。私はvipabcにはじめて申し込んだ時は英語の必要性に迫られていたこともあり、こちらのプランを選びました。

プラン概要

プラン名 短期集中プラン
タイプ 受け放題
受講可能レッスン 少人数レッスン・vipレクチャー
受講頻度 週10回以上
レッスン単価 受講するほどお得
料金 285,000円(税込)

実際のレッスン単価は?

取り放題と言うけど実際どれくらい受講して、レッスン単価いくらになるか?は気になるところだと思います。

短期集中取り放題プランの期間中、私は3ヶ月で237回の受講していました。1日あたり2.6回程度レッスンを受講した計算です。285,000円で237回と言うことは、私の場合レッスン単価は1,200円程度。本気で英語を学ぼうとしている方にとってはそんなに高くない金額なのではないでしょうか?

セットプラン

セットプランは回数制のプランで、料金によってvipレクチャーと少人数レッスン(最大6名)を受講できる回数がそれぞれ決まるプランです。少人数レッスンはvipabcの基本となるレッスン形式で、1名の講師に対して生徒が1~6名同じクラスで同時に受講するスタイル。vipレクチャーはvipabcの講師の中でも人気の高い選び抜かれた講師が行う聴講式のレッスンです。セットプランは聴講式のレッスンの受講が多くなるためレッスン単価が安くなるのがポイントです。

プラン概要

プラン名 セットプラン
タイプ 回数制
受講可能レッスン 少人数レッスン・vipレクチャー
受講頻度 週1-3回以上
レッスン単価 1,750円〜2,300円
料金 138,000円〜378,000円(税込)
月額(分割選択時) 11,500円〜17,500円(税込)

セットプランは聴講式レッスンを多く受けるから結果的に単価を安く抑えられると上記でご紹介いたしました。さて、実際それぞれの料金でどの程度少人数レッスンを受けられて、どの程度聴講式のvipレッスンを受けられるでしょうか?以下に表で記していますのでご確認ください。

料金 プラン詳細
138,000円(税込)/月額11,500円(税込) 60回(少人数36回/レクチャー24回)/12ヶ月
120回(少人数72回/レクチャー48回)/12ヶ月
378,000円(税込)/月額17,500円(税込) 216レッスン(少人数120回/レクチャー96回)/24ヶ月

60回と120回のプランでは少人数レッスンとvipレクチャーの割合が3:2。216回のプランでは5:4となり、60回や120回のプランよりもvipレクチャーの比率が上がります。vipレクチャーは聴講式のためインプット中心のレッスン。このプランの選び方としては、下で説明する楽々プランにオプションでvipレクチャーをつけるような感覚が良いように思います。

楽々プラン

楽々プランはポイント制のプランで、料金によって特定のポイントが付与されそのポイントを利用してvipabcが提供するレッスンを自由に受けていくものになります。とは言っても基本的に受講していくのはvipabcのメインである少人数レッスン。少人数レッスンはvipabcの基本となるレッスン形式で、1名の講師に対して生徒が1~6名同じクラスで同時に受講するスタイルです。

プラン概要

プラン名 楽々プラン
タイプ ポイント制
受講可能レッスン 少人数レッスン・vipレクチャー
受講頻度 週1-3回以上
レッスン単価 1,875円〜2,850円
料金 285,000円〜600,000円(税込)
月額(分割選択時) 14,000円〜28,000円(税込)

楽々プランは上記の通り料金の幅がかなり広いです。これは単純に受講する回数によって変化するもので、楽々プランの中でさらに細分化したプランを以下に記していますのでご確認いただければと思います。

コース ペース レッスン回数 価格 月額 平均
レッスン単価
2年320回 週3回 320回 600,000円(税込) 25,000円(税込) 1,875円(税込)
1年140回 週3回 140回 336,000円(税込) 28,000円(税込) 2,400円(税込)
2年220回 週2回 220回 488,400円(税込) 20,350円(税込) 2,220円(税込)
1年100回 週2回 100回 285,000円(税込) 23,750円(税込) 2,850円(税込)
2年120回 週1〜2回 120回 336,000円(税込) 14,000円(税込) 2,800円(税込)

ご覧の通り一番平均レッスン単価が安いものは2年で320回コースで1,875円。月額にすると25,000円のプランです。私は初回に短期集中プランを3ヶ月間受講したのち、こちらの2年320回、月額25,000円に変更して続けています。

私がこのプランを選んだのは、短期集中プランで自分の英語の上達を肌で感じvipabcを継続したいと思い、その上で月額が他のプランと大きく変化がなく多くのレッスンを受けられる点に着目したからです。週3回程度の頻度だと、レッスンと復習のバランスが取れていいサイクルでまわせています。

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最後に

ここまでvipabcの評判と特徴・ポイントについて解説してきました。vipabcは実際に受講している方からの評判がよく、vipabcを受講していない方からの悪い評価も基本的に料金面についてが多いことがわかりましたよね。

皆さまは質の高い講師を選びますか?それとも資格のないアルバイトの講師を選びますか?限られた時間のなかで高い効果を得たいと思うのであれば、料金は高いですが、vipabcを選んだ方が語学能力は上がっていくと、これまで短期集中プランと楽々プランを受けている私は思います。

そんな方に私からの提案です。やっぱり百間は一見にしかず。vipabcは無料体験を用意しているので、その講師の質の高さを肌で感じて吟味してみてはいかがでしょうか?体験して、他のサービスと比べてどうかを肌で感じて、自分にあったものを選択するのが一番納得感があって良いと思います。

この記事が参考になれば幸いです。

ビジネス英会話を学ぶならビズメイツがおすすめ


仕事で使う英語を学ぶならBizmates(ビズメイツ)がおすすめです。

ビズメイツはビジネス特化型のオンライン英会話スクール。

多くの人は、日常会話で基礎的な力をつけてからビジネス英会話に取り組むイメージを持っていますが、実はその順で取り組むのは遠回り。

ビジネス英会話は、必須英単語数が日常英会話より少なく、さらに使用するイディオムも限られていてパターン化できるので、はじめからビジネス英会話に入ることが仕事への応用の近道になります。

ビズメイツでは、表の説明の仕方やグラフの説明の仕方、プレゼンテーションの型など、実務に沿ったカリキュラムが用意されているので、実践に沿って学ぶことができます。

カリキュラムのなかでは、単語だけを変えれば実務で使えるフレーズもたくさん学ぶことができ、そのまま実務のテンプレートとして使えるものも多々あるので、仕事への即効性も高いです。

項目 内容
名称 ビズメイツ
講師の国籍 フィリピン(2022年10月1日現在)
講師の人数 1,500人以上
最低料金 13,200円(毎日)など
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